毎年、安定してたくさんの流星を見ることの出来る、
三大流星群のひとつの、ペルセウス座流星群が極大を迎えます。
空が晴れていれば、きっといくつかの流星を見つけられると思いますので、
ぜひ、皆さんで見上げてみてくださいね。

クリックすると、少し大きくはっきりした星図を見ることができます。
7月20日~8月20日ぐらいにかけて活動しているペルセウス座流星群ですが、
極大(ピーク)が、だいたい8月13日の午前8時頃となっていますので、
その時間に近いほど、たくさんの流星を見ることができます。
ただ、午前8時では、すっかり空が明るくなっていますので、
お空見の会では、日付の変わる頃の午前0時を設定いたしました。

でも、小さなお子様や早くお休みになる方にとっては、
少し時間が遅すぎますね^^
そういう場合は、午後9時30分頃~午後10時頃にかけて、
流星の流れ出す地点(放射点)が地平の顔を出しますので、
それから楽しむことができると思います。
少しだけ遅くまで起きて、空を楽しんでくださいね^^
また、前日の8月12日に極大を迎えた
みずがめ座δ北流星群も活動していますので、楽しんでください。

それよりも早い夕方。
お空見の準備をしている頃には、
生まれたての細いお月さまを見ることも出来ます。
よくよく見れば、夕暮れの空になかよく近づいている、
水星・金星・火星・土星を見つけることも出来るかもしれませんね^^

ピークの8時頃になると、ペルセウス座は北西へ移動しますが、
この星座の見つけ方を、簡単に説明いたします。
最初の星図を見ていただければ分かると思いますが、
天の川が見えるところでは、先ず天の川をたどってみてください。
見えないところでも、北極点のそばにある、
大きな「W」の形をしている星座は、
わりとすぐに見つかると思います。
それが、カシオペア座です。
それを見つけたら、少し下の方に視線を落としてください。
その辺りが、ペルセウス座の放射点があるところです。
そこから流れ出す星は、空じゅうを駆け回ります。
視線を広くして、空を見てみてくださいね。
では、この夏最大の流星群を楽しみにしながら、
お空見の会でお逢いいたしましょう☆
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